ほんの少しだとしても、周りの世界よりも高く、

ここから近いようで遠く離れた場所。
何者にも阻まれず、誰の手も届かない、

自身にとって最も個人的で「凝縮した孤独」を感じられる場所。

私は制作のなかで、「凝縮した孤独」でいるための「隠れ家」を、
私の生まれたこの星の何気ない日々のなかに見出したい。

　　　　　　　　参考：G・バシュラール「空間の詩学」

 

 

日々の生活のなかに、誰の手も届かないような、

絶対的で凝縮した孤独を感じられる場所を求めています。

孤独は冷たく寂しいようでいて、

どんな時も支えになる、

何よりも絶対的で大切な感覚だと捉えています。

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近年は、そんな「心地のよい孤独」が感じられるような

隠れ家をテーマに制作しています。   

 

画家／ azuma shiori            

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